LP制作で大切な3つのこと|伝わるデザインは情報整理から始まる

LPを作る前に整理したい3つのこと|誰に・何を伝え、どう動いてほしいか

「新しいサービスを紹介するLPを作りたい」

「商品やサービスの魅力を、もっと分かりやすく伝えたい」

そう思ったとき、皆様は最初に何を考え始めますか?

 

例えば、「デザイン」「写真」「キャッチコピー」を思い浮かべるかもしれません。
もちろん、見た目の印象も大切です。

でも、LP(ランディングページ)を作る前に、ぜひ整理しておきたいことがあります。

それは、「誰に」「何を伝え」「どう動いてほしいか」という3つのことです。

私はLPを設計するとき、まず読んだ人に最終的にどう動いてほしいのかを考え、
そこから逆算して必要な情報を組み立てることを大切にしています。

そして、もう一つ意識しているのが、ページを開いた瞬間に「何のサービスなのか」「何を販売しているのか」が伝わることです。

今回は、LP制作を検討している方に向けて、制作前に整理しておきたい3つのポイントと、それを実際のページ設計にどうつなげるのかをご紹介します。

1.誰に伝えたいのかを整理する

LPを制作するとき、まず考えたいのは、そのサービスや商品を利用するのはどんな人なのか、ということです。

例えば、パーソナルジムのLPを制作するとします。

「30〜40代で、運動不足や健康が気になっている女性」

これだけでもターゲット層は分かりますが、私はそこからさらに踏み込んで、具体的な人物像である「ペルソナ」を想定します。

例えば、こんな人物です。

佐藤美咲さん(仮名・35歳)

事務職として働き、家事や育児にも忙しい毎日。
最近は運動不足を感じており、健康診断では脂質関連の項目を指摘されるようになりました。

食事にも気をつけていますが、思うような変化は感じられません。
健康のために運動を始めたいものの、仕事や家事との両立も気になり、
なかなか一歩を踏み出せずにいます。

ここまで人物像を具体的に考えると、さまざまな疑問が浮かんできます。

「この人は、運動と食事の両方について相談したいのでは?」

「運動経験が少ないなら、初回体験の内容が分からないと不安なのでは?」

「忙しい毎日でも通える時間帯や、予約のしやすさが重要なのでは?」

こうした疑問は、最初のターゲット設定だけでは気づかなかったかもしれません。

私は、ペルソナを具体的に想像することで、見落としていたかもしれない課題や必要な情報を発見することを想定することを大切にしています。

そこから、クライアントに追加で確認すべきことを整理したり、掲載情報の優先順位を考えたりします。

さらに、どんなトンマナ(デザインの雰囲気や統一感)が合うのか、
どのような写真や参考デザインを探すのか、といった制作上の判断にもつなげていきます。

もちろん、想像から生まれた疑問は、あくまで仮説です。
実際の顧客情報やヒアリング内容と照らし合わせながら、必要な情報を確かめていきます。

私にとってペルソナ設計は、単にターゲットを細かく設定することではありません。

まだ見えていない課題を発見し、伝えるべき情報とデザインの方向性を考えるための、
大切な工程なのです。

 2.何を伝えたいのかを整理する

次に考えたいのは、サービスや商品の魅力をどう伝えるかです。

例えば、先ほどのパーソナルジムに次のような特徴があったとします。

– 一人ひとりに合わせたトレーニング
– 食事や健康についても相談できる
– 運動初心者でも通いやすい

どれも大切な特徴です。

ただ、特徴を並べるだけでは、読む人が「自分にとってどんな良いことがあるのか」をイメージしにくい場合があります。

そこで、サービスの特徴を、相手が得られる価値に置き換えて考えてみます。

例えば「初心者でも通いやすい」という特徴なら、
「運動が苦手でも、自分のペースで始められる安心感」と伝えることができます。

「食事や健康についても相談できる」なら、
「運動だけでなく、毎日の生活も含めて健康づくりを考えられる」という価値につながります。

これは商品販売でも同じです。

例えば、軽量なバッグを販売する場合、「重さ約300g」という特徴だけでなく、
「荷物が多い日でも持ち歩きやすい」という使う人にとっての価値を伝えることができます。

大切なのは、伝えたい特徴を並べるのではなく、相手にとっての意味を考えることです。

第1章で想定したペルソナを思い浮かべることで、どの特徴を優先して伝えるべきかも検討しやすくなります。

 3.読んだ人にどう動いてほしいのかを決める

3つ目は、LPを読んだ人に取ってほしい行動です。

例えば、LPの目的には次のようなものがあります。

– 無料相談を申し込んでもらう
– 体験レッスンを予約してもらう
– 商品を購入してもらう
– 資料を請求してもらう

どの行動を目指すかによって、必要な情報やページの構成は変わります。

ここで大切にしているのが、ゴールから逆算して設計するという考え方です。

ゴールから逆算すると、必要な情報が見えてくる

例えば、パーソナルジムのLPで、最終的なゴールが「体験レッスンの予約」だったとします。

読者が予約するためには、何が必要でしょうか。

「自分にもできそう」と思えること。

「安心して通えそう」と感じられること。

そして、料金や体験の流れが分かり、申し込む際の不安が解消されていること。

こうした条件を考えると、LPに掲載したい情報が見えてきます。

体験予約というゴールから逆算し、予約前の不安、必要な安心材料、興味を持つきっかけを整理する。

そして、それらを読者が理解しやすい順番に並べていきます。

一方、商品販売が目的なら、
商品のサイズや素材、使用シーン、送料、返品条件など、
購入を判断するための情報が必要になる場合があります。

つまり、ゴールが「予約」なのか「購入」なのかによって、
読者が行動するために必要な情報は変わるのです。

ただボタンを目立たせるのではなく、
読者が納得して次の行動を選べるようにすることが、LPの情報設計では重要だと考えています。

もう一つ大切なこと|3秒で「何のページ?」が伝わるか

ここまで、LPを作る前に整理したい3つのことをご紹介しました。

そして、実際にページの構成やデザインを考える際に、もう一つ大切にしていることがあります。

それが、ページを開いた瞬間に

「何のサービスなのか」「何を販売しているのか」が伝わることです。

私はこれを、「3秒で伝わるか」という視点で確認しています。

サービス型LP|何のサービスを提供しているのか

例えば、パーソナルジムのLPに次のような言葉があったとします。

「あなたらしく、もっと輝く毎日へ。」

前向きで素敵な言葉ですが、これだけでは何のサービスなのか分かりません。

パーソナルジムなのか、美容サロンなのか、ライフスタイルに関するサービスなのか。

読者が考えなければ分からない状態になっています。

一方で、

「忙しい女性のための、初心者向けパーソナルジム」

という言葉が添えられていれば、
何のサービスで、誰に向けたものなのかが伝わりやすくなります。

そこに「忙しい私に、運動する時間を。」というキャッチコピーを組み合わせれば、
サービスの内容と、読者の気持ちに寄り添うメッセージの両方を届けられます。

商品販売型LP|何を販売しているのか

物販LPでも、最初に何の商品なのかが分かることが大切です。

例えば、バッグを販売するLPで、

「毎日を、もっと自由に。」

というキャッチコピーだけが表示されていたとします。

言葉の印象は良くても、バッグの販売ページだとは分かりません。

そこで、

「通勤にも休日にも使える、軽量ショルダーバッグ」

という商品説明と、実際の商品写真を組み合わせます。

これなら、何を販売しているページなのか、どんな場面で使える商品なのかが伝わりやすくなります。

さらに、軽さや収納力などの特徴を伝えることで、商品に興味を持ってもらうきっかけにもなります。

印象的な言葉と、分かりやすさは両立できる

「3秒で伝わる」とは、厳密に3秒を計測するという意味ではありません。

初めて訪れた人が、ひと目で
「何のサービス・商品で、自分に関係があるのか」を理解できるか。

その分かりやすさを大切にするための考え方です。

サービス型なら「何をしてくれるのか」。

商品販売型なら「何を売っているのか」。

その違いを意識しながら、キャッチコピー・説明文・写真やデザインを組み合わせていきます。

印象的な言葉を考えることと、提供内容を明確にすることは、分けて考える必要があります。

LP制作前に確認したい3つの質問

ここまでの内容を、ご自身のサービスや商品に当てはめてみましょう。

① 誰に届けたいですか?

年齢や属性だけでなく、具体的な一人の人物を想像してみてください。
その人はどんな生活を送り、何に悩み、どんなきっかけでサービスや商品を探すのでしょうか。

② その人に、どんな価値を届けられますか?

サービスや商品の特徴を挙げたうえで、
「それによって相手にどんな良いことがあるのか」を考えてみましょう。

③ LPを読んだあと、どんな行動を取ってほしいですか?

問い合わせ、予約、購入など、最も大切な目的を一つ決めてみてください。

そして、この3つが整理できたら、次の2点も確認してみてください。

「その行動を取るために、読者は何を知る必要があるだろう?」

「ページを初めて見た人に、何のサービス・商品かすぐに伝わるだろうか?」

最初から完璧な答えを用意する必要はありません。

考えてみて分からない部分があれば、それも制作前に整理しておきたい大切な情報です。

まとめ|ゴールから逆算し、最初のひと目から伝わるLPへ

LP制作では、デザインやキャッチコピーに目が向きがちです。

でも、その前に「誰に・何を伝え・どう動いてほしいか」を整理することで、
ページ全体の方向性が見えやすくなります。

具体的なペルソナを想定することで、まだ見えていない課題や必要な情報を発見する。

読者に取ってほしい行動から逆算して、必要な情報と伝える順番を考える。

そして、ページを開いた瞬間に、サービスや商品の内容が伝わるようにする。

「最後にどう動いてほしいか」と「最初に何を理解してほしいか」。

この両方を考えることが、私の大切にしているLP設計の考え方です。

VC Designでは、見た目を整えることだけでなく、
サービスや商品の特徴、伝えたい想いを整理し、必要な情報を伝わる形にすることを大切にしています。

「LPを作りたいけれど、何から考えればいいか分からない」

「伝えたいことはたくさんあるけれど、うまくまとまらない」

そんな段階からでも、お話を伺いながら一緒に考えていきます。

LP制作についてお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

[VC Design|Webサイト・制作のご相談は下記のフォームからお気軽に!]


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